なぜフラを学ぼうと思ったか…
私にとっては、「ある直感」でした。
仙台のイベントで、あるハラウのフラを見たときに、祈る姿をそこに感じることができたからです。
その日は雨でした。雨の中のイプヘケの奏でる音とチャント、そこにいる女性のまなざしがとても印象的でした。
それまで奇麗な踊りを踊るのがフラダンスなんだろうと思っていましたが、そこで見たフラは私のイメージとは全く違うものでした。
それから1年後、子供も幼稚園に行き始め、フラを学びたくて体験レッスンに申込ました。仙台はフラが盛んで、たくさんの教室があり、どこにいこうか…と迷いました。
そして、1年前のイベントでみた印象的な先生が、どこでお教室をされているかなんて全くわかりませんでしたが、やっぱり私は直感で、すぐその先生を見つけることができました。そして体験レッスンを受けた後、迷うことなく、継続レッスンをお願いしました。
その方が、最初に教えていただいた山下先生でした。
私が入った時期は、2年に1度行われる大きなホイケ(発表会)が間近な時期で、先生もみんなもその準備でとても忙しそうでした。
全く初心者だった私は、基本のステップをまずは憶えることで精一杯でしたが、回を重ねるうちに見よう見まねでハンドモーションをまねしたり、先生の言葉ひとつから何かを感じたくて、とても集中していたと思います。
札幌への引越があったので、教室には8ヶ月しか在籍できませんでした。
そして、ホイケ前のあまりにも忙しい時期に入ってしまったことで、踊りも最初から教えていただくことがほとんどないまま終わってしまったのですが、それ以上に、貴重なホイケの準備や、その当日にクム・ヒューエットのそばでお手伝いさせていただいこと、ホイケ当日までに一つになっていく生徒さんたちの調和、先生のプロとしての姿勢を見せていただいて、勉強させてもらったんだな…と今振り返ると新たに感じることがたくさんあります。
冬のOHANAの集いで、初めてのホイケの場を準備をしました。
小さな発表会ですが、すべて自分たちで段取りと用意をしています。
そして、どんな小さな発表会でも、自分で用意するのは本当に大変なこと…とわかりました。
まだ2ヶ月前に始まったばかりで、こういう形で発表会をするのは、ほんとに無謀なんじゃないだろうか??と自分でも思わないわけではなかったのですが、「絶対にできる」と私のおなかが言うのです。
この「私のおなか」がくせ者で、私の頭や心とは、全く反対のことをいうのです。
そして、「私のおなか」の予言は、間違いなくあたるのです。それに背けば、あとから後悔することがよく私はわかっているのです。
なぜ、そのような感覚を得ることができたんだろうか…
私はフラを踊ることで、自分の心と身体をひとつにしたいと願ったから。
そして、心と身体と大地がひとつになってほしいと願ったから。
心と身体と大地と空と光と祈りと……とずっと続いていきます。
私が願っている「そこ」には、生きているうちに行けるのかなぁ。。なんて、私の頭は「うーん…」と考えていますが、私のおなかさんは「そんなに考えるなぁ」とのんびり言ってます。それを信じておきましょう。
わからなくても、ひたすら自分を浄化し、祈り、表現するしかない、のです。
こんな私が代表をしているOHANA HULAなのですが、「おなかさんの声と一つになる方法」を学びたい方はぜひいらしてください。
といっても、その方法は言葉では説明しませんけれどね…^^