札幌のフラ教室「ハーラウ・オ・カレイイリマオカラニ」のブログ

声を失って見えたこと〜フラと共に生きる〜

7月のメッセージを更新しました。

 

6月の北海道神宮例祭での奉納も、無事に終えることができました。

今年もご観覧くださった皆様、ありがとうございました。





 

生徒たちのフラは年々上達し、今年も心をひとつにした素晴らしい奉納になったと感じています。

新しい生徒さんも少しずつ増え、それぞれが純粋にフラを学び続けてくれています。

 

私は本当に、素敵な生徒たちに恵まれていると日々感じています。

 

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6月のはじまりに、思いがけず私自身の体調に大きな変化が起こりました。

 

6月1日、突然まったく声が出なくなってしまったのです。

 

すぐに病院へ行きましたが、声帯にも喉にも異常はなくはっきりとした原因は分かりませんでした。わたしは喉を温存するために、大きな声でのチャンティングの練習や、レッスンで歌うことも必要な時以外は控えています。

事前に風邪の症状や体調不良の前触れがあったわけでもなく、あまりにも突然のことに、私自身もとても驚きました。

 

声が出ないまま、私が不在のレッスンも続きました。生徒たちも、不安だったと思います。

ですがこういう時こそ、これまで積み重ねてきたレッスンの時間が生きるのだと感じました。私から必要なメッセージを伝えると、一人ひとりが自分にできること、やるべきことに向き合い、最後までしっかりと取り組んでくれました。

 

わたし自身も声を取り戻すまでの約2週間、自分にできることをひたすら続けました。

 

そして本番の前日に、奇跡のようにチャンティングができる低い声が少し戻ってきました。

 

本来であれば、声が出なかった場合は、練習用に録音していた音源を使用する予定でした。

 

フラ教室を始め、クムフラとして歩み始めてから、さまざまな体調不良や不思議な経験をしてきました。けれど今回の出来事は、あらためて自分自身と深く向き合う時間になりました。

 

自分の生徒たちを信じること。
自分自身のフラへの情熱。
そして、どんな状況でもフラとともに生きていくこと。

 

まるで神様から試されているような気持ちにもなりました。

 

同居している家族は、私がまったく声を出せない姿をずっと見ていたので、奉納の途中まではCDを使っていると思っていたそうです。私が歌っていることに気づいた時には、「本当に奇跡だと思って涙が出た」と話してくれました(笑)

 



 

すべてが終わった後、生徒たちにも伝えました。

たとえ声が出なくても。
たとえ身体の一部が思うように動かなくなったとしても。
フラを踊ることも、フラとともに生きることもできる。

今回の経験を通して、私はそのことを心から感じました。

 

6月1日の朝、ガラガラ声すら出ないほど、まったく声が出なくなった時。最初に思ったのは、

「もうチャンティングができなくなるかもしれない」ということでした。

 

では、これからどのようにフラを教えていけばいいのか。
代わりの方法をすぐに見つけなければならない。

 

そう考えた時、私の心は自然と次の道を探し始めていました。

 

ただ、以前録音した、自分がのびのびと歌っている声を聴いた時は、少し悲しくなりました。

「もう、こんなふうに歌えなくなったら寂しいな」と。

 

 

あれから1か月が経ち、ようやく今は高い声も少しずつ出るようになってきました。

まだ時々声がかすれることもありますが、声が出ること、歌えること、伝えられることのありがたさを、これまで以上に感じています。

 

 

自分に与えられた限りある時間の中で、もっと学びたいこと、形にしていきたいことがあるのではないかと、最近はあらためて考えるようになりました。

時間を見つけては練習をしたり、これからもフラとともに、自分らしい歩みを続けていきたいと思っています。

 

今回の出来事はどこにも残さないでおこうかと思いましたが、前に進むためにも記しておこうと思いました。

私は幸いにも一時的な症状で、少しずつ回復してきました。

けれど世の中には、同じように声や身体の変化と向き合いながら生きている方も多くいらっしゃると思います。


その方たちの心にも、少しでも早く光が戻りますように。


 

麻貴子カレイイリマオカラニ

 


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