毎日、いろんなことを考えたり、感じたりしています。
昨日おもったのは、私24時間フラのこと考えてるわ!だった(笑)
でもこれはあまりいいことではない。。
頭を休め、空っぽにする時間(瞑想)をもうすこし作らないといけません。
でもそれだけ情熱をむけられることがあるのは、私にとって幸せなことだし、魂が望んでいることだと感じています。
なにごともバランスだけど。
「フラほど美しい踊りはない」
わたしフラの先生だし、個人的に思っていることです。
ロエアのフラをみていると本当に美しくて、そして時に強く勇ましくて、ずっと見ていたいと思うし時間を忘れます。
フラは自然からうまれたもの、ステップは大地と繋がり、手は自然や愛を表現する動きが多いのです。
「自然を表現する」のはとても難しい、私たちには「自我」があるからそれが強くでていまうと自然から遠ざかった不自然な動きにみえてくる感じがします。踊っているときは自我をわすれて、神々とつながっていることにハートをむける、、
それがまた最初はなかなか難しいものです。
いろんな民族舞踊があるなかでも、やっぱり私はフラが一番美しく見えます。
なにか踊りたい、身体を動かしてみたい、ハワイが好き、フラってゆっくりとした動きで簡単そうだし、女性らしくなれるかも♪というきっかけでフラを始める方が多いんじゃないですか。
私は最初、身体を動かしたい!と思ったとき、エアロビに通いました(笑)汗をかいて気持ちよかったなー。
基本的に運動大好きなので。でもそのうち飽きました。
次はなにか神聖な気持ちになるものを表現したい、その時に沖縄が好きだったこともあって、沖縄の方から琉球舞踊を習い始めました。すごく難しかった。四つ竹という楽器をつかったり、扇をつかったりする舞踊もならいました。琉球の人のことを理解しないと表現するのが難しいととても思いました。古典的な舞踊なのであたりまえです。
その次はベリーダンスにちょっとチャレンジしてみたり、それも自分にはあっていないと思った。
ヨガも何人か先生についてみたりしましたが、ある程度教えてもらったら自分の趣味程度でいいという感じでそれ以上の興味はわかず。
ジャズダンスにも1年ほど通いました。でも歌にあわせて先生が振付けされたものだとやっぱり物足りないというか、、何を表現したらいいのか?と感じて気持ちがのらなかった。
そのなかでフラに興味をもったのは、カヒコを見たから。
カヒコを見た時に、すぐ神様に祈っているのが伝わったから。。
その時は初めて聞いたハワイ語で何をいってるかわからなかったけれど、神様と話している言語だと直感的に感じました。
実際にフラを始めた時、自分がみたフラダンサーの方たちとは全然比べ物にならない、、鏡にうつった残念な自分にショックを受けましたが、まずは続けていこうと思った。
途中でなかなか踊りが上手にならないと感じて、葛藤もありましたが、どうしたらいいんだろう、、と思ったときによくよく先生を見るようになりました。
そうやって日本の先生の元で学んだのは5年くらい、そこからどうしてもカヒコを本格的に学びたくて、ロエアに弟子入りをお願いしました。それが私のフラ道。。
フラが上達するのは、ほんとうにひとつずつの階段をあがっていくようなもので、根気、忍耐がときに必要だと思います。
だけど、どんな踊り、舞踊よりも、年をとっても長くずっと踊れる踊りです。
足が動かなくなっても、手で表現することができる。手が動かなくても、歌うことができます。
最後に目をとじるまで、ずっと続きます。フラは祈りだから。。
10代、20代、30代、40代、50、60,,,,その時にしか表現できない、自分の美しさ、個性、祈りを表すことができます。
そんな踊りって、この世にほかにあるのでしょうか。。
だから手っ取り早くはうまくならない。積み重ねていかなければならないもの。
ハーラウにいる生徒さんたちを思うと、最初フラに興味をもってはいってきてくる方、みんなそれぞれの理由があります。
フラをリタイアしてしまう方は1年未満〜2年くらいの方が多いかな。3年以上続いた生徒さんはよっぽどのことがないかぎりフラを続けています。石の上にも3年とはまさにこのことかな。
ただリズムにあわせて動く、そのようなものではないので、フラにはいろんな決まりがあったり、基本があります。それに慣れるのもむずかしさの一つかもしれません、自由に身体を動かしてください、では済まないからです。
ハワイの人たちは、「フラをやめる」という考えはなさそうに見えます。フラはずっと続いていくものだから。たとえば、途中でお休みの期間があってもいい。人生にはいろんなことが起きます。
でもまた戻ってくる。
私も、フラをお休みした期間がありました1年以上かな。仙台から札幌にうつって、先生をずっと探していたと頃です。どんな先生につくか、ということも何かを学びたいときには大切なことだと思います。なので私はすごく慎重でした。
フラほど美しい踊りはない、、
やっぱりそう思います。
私はずっと死ぬまで続いてくフラと、自分の人生を重ねて、自分らしく美しいフラを築いていきたいと願っています。
そして先生になったいまは、自分が与えられたものを生徒さんたちに与えていきたいということです。