3年くらいハワイに一生懸命通っていたときは、自分の学びで精一杯でした。
今年の3月にロエアにウニキをしていただいて、札幌に戻ってきた途端に、とまっていた現実が一気に動き出した感じだった。
その現実っていうのは自分が想像していた以上に大変なことや難しいことがありすぎて、ハラウのなかには課題が山積みで、、できるわけはないんだけど放棄したい気持ちにもなりました。私の教室は生徒さんの人数が少ないので、どうしても人の出入りが続いてしまうと現実的にハーラウを続けるのが難しくなってしまう。でもがんばっている生徒さんたちはいてくれているし、1度動き出しているものはとめることはできないし、なんとしても進み続けるしかない、孤独にもたえなきゃいけない…どうしよう。。その時にいつも思うのは気持ちが通じ合っているフラシスターの存在、ロエアのこと、クムウラのこと。
ロエアが修行中にたくさん私たちに投げかけてくれていた言葉を随分思い出しました。「ハラウとは、クムフラとは、ハウマナとは、フラとは、、、」
今も困ったことや、どうしようと思ったとき、不安になったときは自分が辿ってきた道や、ハワイで修行した時のことにヒントがないか、すぐ戻ります。そこが私のフラの原点で、ロエアに教えていただいたことがすべてだから。
クムフラとは常に先頭に歩き続けなければならない、そして灯台のようにみんなを照らし、そして暗闇でも勇気をもってすすみ続けなければならない。でも、その君たちの前にはいつもロエアがいる。いつかロエアが天に帰られたときに、本当の私たちの試練が始まるということも言われました。
ロエアは元気でいつも私たちに素晴らしい姿を見せてくれているし、ほんとうに忙しいのにできるだけ学びの機会をつくってくれようと努力してくださっていることにいつも感謝しています。
1度ロエアにあることをたずねたときに、こんな風に言ってくれた。
「いつも自分たちのベストをつくしなさい。それを見れるのが一番嬉しいことだよ」
私はそれを続けていきたい。
今年はとにかく、ハラウづくりを一生懸命やらなければならない1年。
今年の4月からはずっと始めたかったガールズクラスがスタートして嬉しかった。そして今日からはようやく念願だった親子クラスも本格的にスタートできます。まだまだ、流れをつくらなきゃいけないことが後ろで待っています。
ウニキの時にはひとりずつキノラウ(神様の化身の植物)を渡されます。
私は2年とも、まず渡されたのは「ククイ」だった。ククイはたいまつ。みんなを照らす役割。常に先頭にたっているものにはククイが必要。そんな風にクムがあとから言ってくれた。そしてオヘ。オヘは竹、まっすぐ上に上に成長する。そして2年目のウニキではイリマのレイを。私のハワイアンネームです。
その他にも、クプクプ、ラウアエ、イエイエ、アアリイ…を渡してくれた。
またひとつずつ意味をゆっくり感じてみようと思います。